tinyxtile は X ウィンドウシステムのためのウィンドウマネジャ。 タイル型ウィンドウマネジャであり、同じタイル型の dwm を参考にしている。 dwm の持ついくつかの機能を省くことにより小型化を実現している。
tinyxtile は dwm の持ついくつかの機能を省くことにより小型化を実現している。 行数は dwm が2000行前後をキープしているのに対し、tinyxtile は200行未満。
tinyxtile はバーを持たない。バーを表示するスペースを空ける機能だけを持つ。
ウィンドウを介してユーザから直接、マウス及びキーボード入力を受け付けない。 トップレベルウィンドウの操作要求があったとき、それをタイル型の文脈で解釈 し直して反映させる方式をとっている。
新しい xterm を開く機能を持たない。
dwm と異なり、XINERAMA 対応として特別なことは何もしていない。
最後に、tinyxtile はまだタグ機能に対応していない。 そのうち実装するつもりだが、外部コマンドとして提供することになるだろう。
tinyxtile 自体はステータス表示領域を持たないが、同梱の xnobar がその機能 を提供する。xnobar の機能は dwm のステータス表示と互換性がある。 但しアクティブなウィンドウのタイトルを表示する機能は持たない。 xnobar は xmonad の xmobar に触発された。 xnobar の代わりに dzen2 を使っても良い。
XINERAMA 対応として特別なことは何もしていない。 左右2画面で、論理的な画面サイズが同じであれば支障は少ないと思われる。 xrandr を実行して画面サイズを変更した後は tinyxtile を再起動する。
killall tinyxtile && tinyxtile &
tinyxtile は MIT/X ライセンスで配布する。 (http://en.wikipedia.org/wiki/MIT_License) see LICENCE.
tinyxtile が管理しているウィンドウのウィンドウ ID を知るには 同梱の nthwindow を使うとよい。
usage: nthwindow n
n には数値が入る。 スタッキングオーダ順で、上から n 番目のウィンドウを指す。 即ち tinyxtile ではスタッキングエリアの一番上が n = 1 で、 その次が n = 2, 以下連番となる。 マスタエリアのウィンドウは n = 0 である。
例えば、スタッキングエリアにウィンドウが4個あって、 一番下のウィンドウをマスタエリアに持って来るには:
xwit -id $(./nthwindow 4)
とすればよい。
xwit または tinywm と共に使うと良い。 xnobar の代わりに dzen2 を使っても良い。
tinyxtile は github 上で開発を行なっている。
https://github.com/yoheiy/tinytile-beta
or, clone
git clone git://github.com/yoheiy/tinytile-beta
各ウィンドウのサイズヒントを見て、適切なサイズに調節する。
ICCCM と EWMH に (ある程度) 準拠する。
タグ機能を実装する。 dwm のものとは若干異なるものになる予定。
以下、README の中だけど別に読んで呉れなくていい。
xclock はウィンドウが正方形でないと文字盤の形がいびつになる。
仮想コンソールを味方に付けておこう。 tinyxtile のようなアヤシゲな WM を使っているときには、 ウィンドウが画面からはみ出してしまったり、 完全に画面外に飛んで行ってしまったり、 単に非表示になってしまったり、 他のウィンドウの陰に隠れてしまったり、 すごく小さくなってしまったりして、 まともに操作出来なくなってしまうことが予想される。 特に tinyxtile を使っていて xterm (や、他の端末エミュレータ) が操作不能 に陥いると、最早 X の画面からは復旧出来ない。 予防策として出来るだけ沢山の xterm を開いておくことも出来るが、 物量作戦は得策ではない。 WM のバグで全部のウィンドウが見えなくなることも有り得るし、 色んな状況で WM をテストしたいときは邪魔になる。 何より、tinyxtile の場合ウィンドウが増えることは個々のウィンドウが 小さくなることを意味するので、操作し辛くなる。
仮想コンソールは Alt-Ctrl-F1 で開く。(*) X に戻るには Alt-Ctrl-F7 (設定により異なるかも知れない)。
(* F1 から F6 を使うことが出来るのだが、Fn と書くと別のキーの意味に なってしまう。どうしたものか。)
tinyxtile を殺すには killall tinyxtile でよい。 xterm を新たに開くには、xterm を実行すれば良いのだが、 オプションにディスプレイ番号を指定する必要があるので調べておくこと。